読書

科学読み物展示プラン確定

いろいろ検討していた科学読み物展示プランですが、やっと全容が確定しました。 コーナー1 観る ヴィジュアルで科学を紹介する本(いわゆる図鑑を除く) コーナー2 やってみる 科学遊びの本と、観察の本 コーナー3 考える 論理的な思考の組み立てを学ぶ本…

実践『大豆 だいず』:日本の科学読み物について⑫

今日は、娘夫婦の協力を得て、我が家の伝統行事の味噌造りをしました。大豆を煮て、それを潰し麹とあわせます。 この麹は、塩と合わせておきます 丸めて、入れ物に叩きつけるように詰め、密封して6ケ月まてば食べられます! 我が家が味噌をつくるようになっ…

減った文字数。新版『かまきり』:日本の科学読み物⑪

一見同じ本に見える 『かまきり』1971かまきり―おおかまきりの一生 (かがくのほん)作者: 得田之久出版社/メーカー: 福音館書店発売日: 1971/07/30メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (3件) を見ると 『新版 かまきり』2010新版 かまきり―お…

ビジュアルの変化『今森光彦昆虫記』:日本の科学読み物について⑩

うわ〜! こんなのでたのかぁ、と正直おもったのが『今森光彦昆虫記』1988でした。昆虫記 (写真記シリーズ)作者: 今森光彦,遠藤勁出版社/メーカー: 福音館書店発売日: 1988/07/15メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 31回この商品を含むブログ (17件) を見…

まるで手品『まほうのわ』:日本の科学読み物について⑨

学校でよみきかせをする時、簡単な科学遊びをすることがあるのですが、そんなときの人気は 『まほうのわ』1987まほうのわ (こうしたらどうなる?どうしたらこうなる?)作者: 折井英治,折井雅子,藤嶋かおる出版社/メーカー: 大日本図書発売日: 1987/01メディア:…

子どもたちが大好きな恐竜の不思議『恐竜はどうくらしていたか』:日本の科学読み物について⑧

恐竜は、なんといっても売れ筋商品。でも、その中で、「え〜、そうなの!?」と私が度肝を抜かれたのがこの本恐竜はどうくらしていたか? (1982年) (ヒサクニヒコ恐竜の研究〈1〉)作者: ヒサクニヒコ出版社/メーカー: あかね書房発売日: 1982/04メディア: ?こ…

科学史は、論理の歴史『発明発見物語全集』:科学読み物について⑦

小学校のころの学校図書室は、本当に本がなかったんです。おまけに4年生になるまで使わせてもらえないという、今では考えられない状況でした。古いダイジェストの世界名作全集とかしかない中で、面白そうな本を探すのは大変でした。その中で、心ときめいた…

”観る”といったら図鑑の薮内さん『にわやこうえんにくるとり』:日本の科学読み物について⑥

1973年からはじまった野鳥の本にわやこうえんにくるとり (福音館のかがくのほん―日本の野鳥 1)作者: 藪内正幸出版社/メーカー: 福音館書店発売日: 1973/10/01メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見るは、野鳥の図鑑―にわやこうえん…

造ってみる楽しさ『つよいかみよわいかたち』:日本の科学読み物について⑤

今回の科学読み物の展示の全体構成をどうするか? 児童グループでいろいろはなしました。科学の項目ごと案(化学、物理、地学、動物、医学など各分野)が出たのですが、私はやはり歴史的観点でやってみたかったのですね。実際の本を選びながら、いろいろ話し…

子ども自身がやってみる『ホタルの歌』:日本の科学読み物について④

科学読みの物のジャンルの一つに、子ども自身の研究をまとめたものがあります。その最初のころ(まとめているのは子どもではありませんが、6年生の子どもたち自身が観察研究をしている)のが 1971年に学習研究社から出たホタルの歌作者: 原田一美出版社/メ…

シリーズでビジュアル『科学のアルバム』:日本の科学読み物について③

知識の本というと、シリーズで出るものが多いと思いませんか? そして今、なんといってもビジュアル化が進んでいます。『科学のアルバム』1970年より刊行開始のビジュアルシリーズ。全100巻別巻4巻という堂々たるシリーズです。実は、以前に全巻読破をしたこ…

今も現役『しっぽのはたらき』:日本の科学読み物について②

子どもの本全体にいえることですが、戦後20年を経た1965年ごろより、子どものための科学の本も現在の基礎となるものがでそろってきます。最近創刊500号を記念して復刻版をだした かがくのとも シリーズですが、1969年に出版された第1号しっぽのはたらき (…

百聞は一見にしかずか?『卵のひみつ』:日本の科学読み物について①

ゆとり教育時代に全盛だった「調べ学習」ですが、趣旨は悪くないと思いつつ、子どもたちは、手っ取り早く、答えが載っている本を図書館に探しにくる場合が非常に多かったことは、図書館員の方はご経験があると思います。教科書対応の知識の本が次々でまして…

歴史は変わらず

大事に読んでいた十字軍物語〈1〉作者: 塩野七生出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2010/09/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 27回この商品を含むブログ (35件) を見るがついに読み終わってしまいました。あぁ、2巻よ、早く出てくれ。それにしても読後…

再録開始

再録を開始しました。再録なので、できるだけ複数館をと思ったのですが、気になる館はHPを見直すと、昨年と記載が変わっている部分も。どうしようかとなやみましたが、気付いた範囲で変化も入れていくつもりです。見逃しがあったら、ご容赦を。ただ、見直…

夏の異変?

今年の夏は、例年より読書相談が多い気がします。「中学生の息子に何をすすめたらいいか?」というお父さんなど、課題図書ではない本でも感想文は書けますよ。というと、「じゃあ、なにか本を」と読書相談につながります。でも、暑さのせいか昼から2時くら…

十字軍入手

明日が発売日ですが、発売日のチョイ前は売ってるはず、とあたりをつけて本屋に行き、手にいれました。絵で見る十字軍物語作者: 塩野七生出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2010/07/01メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 27回この商品を含むブログ (29件) を…

やっと見つけた司書の職。なのに、任地にいったら図書館が閉鎖!

短期の仕事で食いつなぎ、安売り書店に勤める中で、やっと見つけた司書の職。なのに、任地にいったら予算不足で図書館が閉鎖! といっても、日本の話じゃなくて舞台はアイルランドのミステリー。蔵書まるごと消失事件 (移動図書館貸出記録1) (創元推理文庫)…

かわいい印象で、記事も多いですが、ハンディキャップ関係はなし:羽生市立図書館HP(埼玉) なのでオマケで『消えた王子』

ムジナもんという羽生市のキャラ(ちょいゆるキャラかなぁ)をはじめとして、かわいい系のHPですが、ハンディキャップ系の記事はなし で、以下なしなので、今日は本の話題を消えた王子(上) (岩波少年文庫)作者: フランシス・ホジソン・バーネット,レナード…

うさぎと亀

実は、今日誕生日なんです。そして、ウワサの起業家(?)の次女も誕生日なのです。というわけで、でもないのですが、今日は次女のところに遊びに行きました。実は、最近次女はなんとウサギを飼い始めたのです。 これがその ウサギの きなこちゃんです。 我…