子ども自身がやってみる『ホタルの歌』:日本の科学読み物について④

科学読みの物のジャンルの一つに、子ども自身の研究をまとめたものがあります。その最初のころ(まとめているのは子どもではありませんが、6年生の子どもたち自身が観察研究をしている)のが 1971年に学習研究社から出た

ホタルの歌

ホタルの歌

です。
子どもたちがきちんと観察した結果が、それまでのホタルについて本に書かれていたことと違っていた、都会の子ではなく、徳島の地方の小学校の子どもたちがそれを調べ、発表し、自信をつけていくというのは、高度成長期の伸び行く日本もオーバーラップするかも。
この分野は、その後もでていますが、最近のサカナくんのクニマス発見ではないですが、なんでも答えがあって、わかってしまっているんじゃなくて、まだ、自分も見つけられるってトキメキますよね。