シリーズでビジュアル『科学のアルバム』:日本の科学読み物について③

知識の本というと、シリーズで出るものが多いと思いませんか? そして今、なんといってもビジュアル化が進んでいます。『科学のアルバム』1970年より刊行開始のビジュアルシリーズ。全100巻別巻4巻という堂々たるシリーズです。実は、以前に全巻読破をしたことがあるのですが、全部読んでみると、当たり前ながら、でき不出来があります。以外に面白かったのは

塩―海からきた宝石 (科学のアルバム)

塩―海からきた宝石 (科学のアルバム)

でした。ここで紹介したのは新版ですが、ちゃんと新版にも収録されてますね、これを参考に、塩の結晶造りをやったことありますが、自然乾燥してできた結晶と、ゆっくり冷やして造った結晶の差におどろきました。
ちなみに、コレはちょっと・・・と思ったのは
ネコのくらし (科学のアルバム 69)

ネコのくらし (科学のアルバム 69)

でして、こちらは新版に入っていません。“ネコ”というテーマだけで子どもは好きなので、ペットとしてのネコの飼育の本としては中途半端だし、焦点があいまいな感じでちょっとがっかり。『科学のアルバム』はいいから、とりあえずセットで、と買っちゃいかんな、と思ったのですが、新館準備するときは、ついセット買いしちゃうんですよね。新版に見直ししてくれたあかね書房さんに感謝です。