夏の異変?

今年の夏は、例年より読書相談が多い気がします。「中学生の息子に何をすすめたらいいか?」というお父さんなど、課題図書ではない本でも感想文は書けますよ。というと、「じゃあ、なにか本を」と読書相談につながります。でも、暑さのせいか昼から2時くらいまでは利用が引き、夕方に波がきました。ふぅ。
ところで、ここんとこ海堂尊のリクエストがなくなった本をちょっと続けて読んで思いました。読んだのは

イノセント・ゲリラの祝祭

イノセント・ゲリラの祝祭

ジーン・ワルツ

ジーン・ワルツ

ですが、そこで思ったのは「人間は間違える」ということです。医療でミスされたらもちろん困りますが、絶対ミスは許さないと追い詰めることがミスを無くす事につながるのでしょうか。
図書館なんて、医療よりはマシと思いますが、ともかくミスがあってはいけませんので、例えば返却ミスをなくすために、2度なぞりの励行、リクエスト読み合わせと工夫しても、年間200万冊を越える貸出(返却もあわせれば、その倍)でミスゼロは、正直難しいです。また、返却2度なぞりで業務量は倍になるわけですが、ミスを無くすために、どこまで労力を投入すべきかとかとかね。いけない、暑さでなんかクダクダになりました。ふぅ。