関東地方図書館のHP④:②対面朗読、③録音図書貸出 ⑤製作 ⑧ボランティア養成

視覚が不自由では、本を読むのに困る、というのは誰にでもわかるためでしょうか。視覚に障害のある方へのサービスのみを障害者サービスとして記載している館もありました。
対面朗読に関しては、地方の町立図書館レベルでも図面で対面朗読室がある館がありました(例:埼玉県吉見町立図書館)。しかし、作ったのはいいけれど需要が少ないためか、読み聞かせにも使えると運用している館もあり、実際の利用状況はHPからはわかりませんでした。図面では対面朗読室はあるが、案内では対面朗読の案内がない館など、あるとチェックすべきかやはりちょっと混乱した面があります。
録音図書の貸出は取り組んでいるところが多かったです。1月の著作権法の改正もあり、今後、視覚は大丈夫だが、本のページをめくれないなど身体がご不自由な方にもお使いいただけるので、今後とも充実して欲しいところです。
製作については、希望により製作しますという案内は少なかったですね。振り返って確認すると、群馬みつからず、茨城2館、神奈川1館など、本当? 
これらのサービスについてはボランティアの方たちの協力が大きいのですが、こちらも団体があることはわかるけれども、養成状況までわからないケースが主でした。その中で千葉県の成田市立図書館はその歴史までわかるという珍しい例でした。地方、コツコツと継続してご奉仕してくださっているボランティアの方、ありがとうございます。