次は保育園?

ニュースで、保育園が足りないニュースをやっていて、その理由の一つに保育士の給与の低さをあげていました。
考えていると混乱するんですが、福祉系も人手不足で他の国から要員を募りつつ、でも条件を厳しく設定してますよね。シンガポールで、マレーシア人のベビーシッター兼家政婦が多く働いてますが、次はひょっとして保母さん??
福祉士も保母も人気はある職種なのに、続けられないって何? 重要で、ニーズが高い仕事ほど、お金に関係なく受けられなければならないから(介護とか保育とか)安く抑えなければいけないので、担い手がなくなる。
一方では、就職難で、若い人が仕事がなくて困っている。
仕事はある(対価は払えないけど)、仕事がなくて困っている人がいる、国も借金だらけだからその調整も難しい、たぶん、そんな構図なんでしょうか。

図書館なんて、ある意味贅沢施設で、だからこそ夕張市立図書館は閉館したわけです。私の子どものころは、近隣にも図書館がある市はなく、小学校の図書室さえ「4年生以上」しか使えませんでした。それにくらべれば、今、あるレベルまでは到達できたのですから、あまり欲張るべきではないのではないか? と思うこともあります。
お金のない日本を受け入れて、どうやってやりくりするのか? 特に、お金をとれないところでは、「図書館」と「ハンディキャップサービス」は、いわばお金を取れない二乗みたいなものなので、悩ましい問題だと、改めて思います。