関東地方図書館のHP⑦:資料の所蔵とその検索

障害者のための資料を収集状況は、全体に大変わかりにくい状況です。
①一番ベストは 検索サイトに 障害者用の資料を選べるチェック欄があり、 点字や音訳資料が検索できる事です。残念ながら多くはありませんでした。
②次善の策として、障害者用の資料一覧を載せている館もありました。多数の資料を作ることは難しいので、定期的に更新すれば十分有用であると思います。
③困るのは、一緒に出てくるケース。当初は、上記の①②だけをチェックしようとしていましたが、点字図書を大量に所蔵しているけれど、それ専用でさがす方法がない館が、かなりあることに気付き、「点字」で検索を始めてみました。そこで、またまた困惑しました。所蔵している点字本と墨字の点字に関する本の見分け方です。同一館でも、点字本に「点字版」「点字本」の二つのサブタイトルにわれているなど、なにが点字本なのか、見分けが難しいのが現状です。また、点字資料がたくさんあるな、と思って、その内容を見ると、「テルミ(点字雑誌)」のみ、点字版の広報のみ、東電文庫のみ、などの館もあり、これを「資料有」と見るべきか、混乱いたしました。
ただ、小さなとこからでも始めないわけにはいきません。きちんとした所蔵がある館とは、区別しつつも、今後とも、いちおう持っている館は、その実情を付記したいと思います。
さて、関東地方のまとめ、というより、図書館のハンディキャップ・サービスをどのようにHPから見ていくのかの再確認になってしまいました。でも、せっかく始めたことなのでダラダラとでも続けたいと思います。迷いましたが、次、中部地方に行きます。中部の後は近畿と、とりあえず京をめざし、全国制覇を狙いたいと思います。日本中の図書館をHPだけでもみたら、なにか見えるでしょうか? それでは、中部地方の図書館関係者や詳しい方、私のレポートの不備がありましたら、いろいろ補記してください。