セミナー「児童図書館員養成を考える」にいってきました

本日開催した日図協の セミナー「児童図書館員養成を考える」に行って来ましたが、いやぁ、「養成」というより「養成しても受入れさきがない」というくら〜い話になってしまいました。最後に、府中市で嘱託をされている方が、労働条件を改善して努力している話をされていましたが。いまや、主流は、正職員は事務。非常勤が司書パターン。でも、うちの館長も言ってますが、現在市役所全体が人がいない! という中ではどうにもこうにも・・・です。希望はどこに? ちなみに我が家の例の次女ですが、美容師の国家資格を持っています。それだけでは通用しないですが、資格なしでは絶対できないのが美容師。そして、とりあえずは修行だけど、ちゃんと切れるスタイリストまでいけば、ハサミさえあれば、どこに行ってもそれなりの給料がとれる(その前のアシスタント時代が、早くて3年、普通4、5年。体育会系の修行の厳しさに半分以上は脱落! うちの娘もその一人)。こういうのが専門職のわかりやすい例で、しかもカットとか、だれが見てもわかるから説得力ある。カウンターで立ってる職員は、今日からのバイトでも、市民からみれば「図書館の人」で、しかも、自分で借りたい本決めてピッ! してもらうとか、学習室の席札もらうだけなら、「こんなの誰でもできるよな」で、何が専門性なのかとか、わからないでしょうね。ああ、憂鬱。